「最後のボタンを、押した。」恒川工業DX物語 第5話
2026.10.2(金)
「最後のボタンを、押した。」
それは、何ヶ月もかけて作り上げてきた専用機が、工場を旅立つ日のことでした。
こんにちは。
新入社員の僕が、恒川工業のDXシステム 「BOMIEL(ボミエル)」について見て感じたことをお届けする「恒川工業DX物語」、第5話です。
今回は 「出荷」の工程 に立ち会ってきました。

出荷まで、何が起きているのか
出荷の日は、突然やってくるわけではありません。長い期間をかけて加工し、組み立て、何度も確認を重ねてきた専用機が、最終検査を経て、初めて出荷の準備が整います。
「出荷前にも、確認作業があるんですか?」
「そうだよ。最後まで、確認は抜かりなくやるからね」
大事な専用機を、お客様のもとへ届ける。
その責任が、最後まで続いているんだと感じました。
梱包されて、工場を出ていく
最終確認が終わると、いよいよ梱包作業が始まります。完成した機械を丁寧に梱包し、トラックに積み込んで出発。
重い機械の場合は、工場内に設置されたクレーンで吊り上げながら積み込む場面もあります。
工場の中でしか知らなかった機械が、外の世界へ出ていく。
なんだか不思議な気持ちになりました。
BOMIELに記録された、すべての旅路
ここで僕は、ふと気づいたことがありました。第1話でご紹介した「荷受け・部品管理」から始まり、加工、組み立てと続いてきた記録──それらすべてが、BOMIELの中に積み上がっています。
どの部品を、誰が、いつ、どれくらいの時間をかけて加工したか。
どんな工程を経て、この1台が完成したか。
そのすべてのデータが積み重なった先に、今日の「出荷」があります。
出荷の完了ボタンを押すその瞬間は、単なる作業の記録ではなく、何ヶ月分の仕事の積み重ねに「完了」の印を押す瞬間でもあるのです。
QRを読んで、ボタンを押す。
いつもと同じ操作なのに、なんだか少し、重みが違う気がしました。
まとめ
- 出荷前に最終検査・確認作業が行われる
- 梱包後、トラックで出荷。重い場合はクレーンで積み込み
- 出荷でも操作は「QRを読んで、ボタンを押す」と同じ
- BOMIELには荷受けから出荷まで、すべての工程の記録が残る
- 最後の「完了」ボタンは、何ヶ月分の仕事の集大成
こんな方におすすめの記事です
- 出荷・完成品管理のDX化に興味がある方
- 製造工程全体を一元管理したいと考えている製造業の方
- 恒川工業のものづくりの全体像を知りたい方


